みなさんこんにちは。
仕事で1ミリたりとも損をしたくないと考えている二口です。
再就職先を決めて引っ越しをしたのですが、新しく住む家の条件として就業場所からそこそこ近いという条件で探しました。
それは通勤が楽になるし、通勤時間が短いという事は、ぎりぎりまで家に居られるし、損をしないということになります。
前回の職場は家から16キロ程離れていて、朝の通勤ラッシュを考慮して1時間前には家を出発していました。
しかし、就業場所の近くに住んでいた人がいまして、10分前に出発しても同じ時間に出社できてしまい、この差50分も損をしていたことになります。
この50分という損を時給換算すれば、どれだけ損をしていたかを可視化することが出来ます。
通勤手当は余り手元に残らない
これからは、地方民の命綱である車を使用した通勤という前提で話を進めていきます。
まず、皆さんの通勤手当はいくら貰えていますか?
今回は私の前職の車通勤手当を参考にして記載していきます。
一ヵ月の出勤日が22日で。11,040円です。
実際に掛かるガソリン費で、 16キロ × 2(往復) × 22日 ÷ 15(車の燃費) × 155円(燃料価格 L/円) = 7,273円となります。
これに、車のメンテナンス費を考慮するとほぼ手元には残らないと思います。
つまり、車通勤手当はその時に使用する車代にしかならないのです。
通勤時間は就業時間と同義と考えてもいいと思う
何を言ってんだと感じるかもしれませんが、仕事をするには職場へ行かなければなりません。
職場へ行くには通勤をしなければなりません。
つまり、仕事をするためには通勤は必須なのです。
なのに、職場に着いてから就業時間が始まります。
という事は通勤時間分だけ、毎日損をしていることになります。
この通勤時間の損を金額に換算してみます。
自分の月収から金額換算してみる
私の昔の給与から換算をしてみたいと思います。
通勤手当を除いた支給額が、261,000円です。
この金額を出勤日で割ると、日給がでます。
261,000円 ÷ 22日 = 11,863円の日給で、この日給が 勤務時間+通勤時間 を含めた金額になります。
仮に通勤時間が 10分×2(往復) の場合と、1時間×2(往復) の場合を比べてみましょう。
10分×2の場合は、
1日に仕事に費やす時間が、480分(8時間) + 20分(通勤時間) = 500分
11,863円(日給) ÷ 500分 = 23.762円(分給)
23.762円(分給) × 60分 = 1,423円(時給) となります
次に通勤時間が1時間×2(往復)の場合を見てみましょう。
1日に仕事に費やす時間が、480分(8時間) + 120分(通勤時間) = 600分
11.863円(日給) ÷ 600分 = 19.771円(分給)
19.771円(分給) × 60分 = 1,186円(時給)となります。
その差1時間当たり237円となり、これを月換算(8時間労働×22日)すると、41,712円となります。
通勤時間が長い人は短い人と比べて、これだけの損失が毎月発生する事になるのです。
後は家賃という固定費をどう捉えるか
職場から家が近いメリットを書きましたが、実際には職場の近くの賃貸物件の家賃が高額の場合があります。
いくら職場の近くに住む方が損失が少ないからと言って、通勤費が支給される分だけしか給与が増えません。
職場からやや遠い家賃が安価な賃貸物件にするか、職場から近いが高額な家賃の賃貸物件にするかは、慎重に判断しないといけません。
家賃というのは月々支払わなければならない、固定費という事だからです。
終わりに
通勤時間を時給換算という若干屁理屈じみた事を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
電車通勤でしたら、その通勤時間も自己研鑽の時間に使うことが出来ますが、車やバイク等ではそうはいかないですからね。
この考え方が正しいとかは全く思っていないですが、こういう考え方もあるんだなぁ、と覚えていただけたらと思います。
最後までありがとうございました。