皆さんこんにちは。
和モダン大好き、二口です。
皆さんユニット畳を知っていますか?
ユニット畳とは、いわゆる置き畳というもので、フローリングの上に薄く作られた畳を敷いて和室、もしくは和風の部屋に仕上げることが出来るものです。
部屋全体を和風に仕上げたい、部屋の一角を和風にしたいなど、デザインやサイズもさまざまで、自分の環境や思考に合わせて選ぶことができて、購入したものを敷くだけなので手軽に導入することが出来ます。
私が住んでいる物件も和室がなく、オールフローリングとなっていますが、いろいろ考えた結果、ユニット畳を導入しました。
今回は、ユニット畳を導入した所感について記載していきます。
ユニット畳のメリット・デメリット
手軽に導入できるユニット畳ですが、逆にデメリットもあります。メリット・デメリットを把握した上で導入を考えてみましょう。
メリット
手軽に和風の部屋を作れる
和室の代名詞でもある畳ですが、本格的な畳を設置する場合は職人に依頼するなど、素人が安易に設置することは難しいとされています。また、本格的な畳はかなり高価であり手軽に購入をすることもできません。
ですが、ユニット畳は安価な物ですと1,000円程度から購入することができ、ホームセンター等でも容易に購入することが出来ます。
購入したその日に、フローリングに敷くだけなので、簡単に設置することが出来ます。
また、比較的コンパクトなサイズになっているので、掃除や手入れの際に容易に取り外すこともできます。
防音性に優れる
ユニット畳は本格的な畳と同様にクッション性に優れており、足音などの集合住宅等での下層への配慮をすることが出来ます。
クッション性に優れているために、転倒した際のケガを防ぐこともできます。
クッションを敷かなくても、手軽にゴロゴロできますね。
断熱性・調湿性に優れる
本格的な畳と同様に内部に空気の層ができるので断熱性に優れていて、床からの冷気や暖気を遮ることが出来ます。
夏はすこしひんやりして、冬はほんのり暖かく感じることもできます。
また、イ草には調湿効果があり、湿度が高いと湿気を吸収し、湿度が低いと内部の湿気を放出してくれます。
デメリット
隙間にゴミがたまりやすい
複数の畳を組み合わせて敷くため、隙間が出来てしまいます。
その隙間にゴミが溜まりやすくなってしまい、いちいち敷いていたユニット畳を外さなければなりません。
ズレてしまう
フローリングに敷くだけという特性上、少し力を入れるとズレてしまいます。
特に安価なユニット畳では裏面のすべり止めが不十分だったり、ズレ防止のアタッチメントが付属していない、もしくは取付不可だったりします。
毎日使うものなので、ちょっとしたことでズレて隙間が出来てストレスの原因になりかねないので、購入する際にはアタッチメント付属のものがおすすめです。
ラグなどと比べて高価になりがち
安価なユニット畳を購入しても、同じサイズのラグなどと比べて高価になってしまう傾向です。
使用している素材や購入する枚数などで金額が大きく変わってくるので、よく考えて購入した方が良さそうです。
足が細い家具などは置けない
クッション性に優れる畳ですが、故に足が細い家具などを置いてしまうと跡が残ってしまいます。
特に、デザイン性に優れたセンターテーブルなどは注意が必要です。
実際に購入して使用した
メリット・デメリットを考慮したうえで、実際に購入してみました。
今回購入したユニット畳はこちらです。
比較的安価なユニット畳は、中国産のイ草を中国で加工していますが、このユニット畳は国産のイ草を使用して国内で加工していますので、お子さんがいる家庭でも安心して使用できます。
しかし、最近の中国産のクオリティも侮れませんので、この点がメリットになるかは考え方次第です。
更にこのユニット畳の最大の特徴は、ズレ防止の各ユニット畳を結合するジョイントが付属・取付することが出来る点です。
Amazonより引用:ユニット畳『あぐら』
開封の儀
今回購入したのは、82cm×82cmのユニット畳です。
かっこよく開封です。
届いたダンボール箱の中に6枚が入っていました。
そこそこの重量です。
結合ジョイントは裏面に張り付いています。
この結合ジョイントの突起を、別のユニット畳の穴に押し込んで結合していきます。
設置をした
6枚を結合して敷いてみました。
今回は、縫い目が互い違いになるように結合してます。
ちなみにこの部屋は六畳間です。
テーブル(段ボール)を置いてみました。
なんの参考にもなりませんね。
サイズ感はこちら。
私の身長が173cmとなっています。
寝転がっても大丈夫ですが、4枚だと少しはみ出てしまうかもしれません。
使ってみた感想
実際に購入・使用をして一か月が経過しましたが、良かった点と気になる点がありました。
良かった点
まず開封して直ぐですが、イ草の良い匂いで部屋が包まれます。
そしてクッション性に優れているので座布団が不要になり、歩いたりしても床に音が響きにくくなりました。
断熱性に優れているので、冬のフローリングの底冷えが低減されて、冬でも比較的快適に過ごすことが出来ます。
そして結合ジョイントがいい働きをしてくれています。
設置をして一か月ほど経ちますが、一度もズレたことがないです。
こんな事をしたって、ズレることはないです!!
気になる点
結合ジョイントが取り付けてあるので、結合ジョイントの厚み分の膨らみが気になります。
結合してある為、掃除などでユニット畳を剥がしたり、再度敷く際にジョイントを結合し直さなければならないなど、やや面倒くさいと感じました。
ただ、どちらも致命的な不満点という訳ではなかったです。
まとめ
手軽に和風を実現できるユニット畳は大変おすすめ出来るが、価格が気になって手軽だが手軽ではないかもしれません。
ですが、フローリングや部屋の一角にお手軽に和の雰囲気を作ることて、サイズやデザインもさまざま選ぶことが出来ます。
お子さんなどがいる家庭ですと、天然素材を使用している点や防音・ケガ防止の観点から、購入を検討してもいいかもしれません。
最後までありがとうございました。